アコックの強み

なぜ仕事が途切れないのか?

当社の実績

公共工事の元請け案件が9割

現在、当社が対応している案件の90パーセントは元請け工事です。1979年の創業から培ってきた高い技術力と独自のノウハウを活かし、国土交通省や神奈川県、相模原市などの官公庁・自治体から、数億円規模の公共土木工事を安定的に受注しています。相模原市の工事成績では、2011年から「A評価」を連続で獲得(2021年7月現在)。神奈川県や相模原市の優良工事表彰も継続して受賞しています。

アコックの成長年表
1979年 創業
1986年 横浜出張所開設
下請けとして神奈川県内の公共工事を受注
1989年頃 元請けへの転換を開始
相模原市に競争入札参加資格認定を申請
以降、同市から数十万円の小さい工事を数件受注
1991年頃 相模原市から初めて1億円を超える工事を受注
同時にゼネコンの下請けとして大型工事にも対応
以降、元請け・下請けの割合が半々に
2008年頃 相模原市の入札制度が改定
緻密な積算とこれまでの実績が評価され受注率が向上
以降、公共工事の元請けがメインに
主要取引先

国⼟交通省
神奈川県
相模原市
東京都
NEXCO

社長が語る
「お客様から選ばれる理由」

ボトムアップの風土が生んだ元請けへの転換

今では発注者から高い評価を受けている当社ですが、もともとは下請けからのスタートでした。最初に請け負ったのは、数百万円の工事。そこからゼネコンの下請けとして実績を積み重ね、数年で受注金額は10億円を超えました。元請けを志向し始めたのは平成元年(1989年)の頃ですが、経営層が独断で決定したわけではありません。きっかけとなったのは、「元請けをやりませんか?」という社員からの提案でした。下請けとして多くの⼯事を経験する中で、「自分たちにも元請けの仕事ができる」「技術を身につければなんとなかなる」と自信をつけ、社員たちが自発的に声を上げてくれて今があります。

先代の社長に「アコックの強みはなんですか?」と聞いたときに、「社員一人ひとりが向上心を持っていること」と答えてくれました。他の方が聞くと抽象的だと思われるかもしれませんが、これは間違いなく当社の強みだと実感しました。元請けへの転換がそうだったように、当社はトップダウンではなくボトムアップで動いています。社員に「やらせる」のではなく「任せる」。その風土を大切にしているからこそ、社員一人ひとりが自分自身のスキルアップや仕事の成功に向けて、誠実に努力を続けることができるのです。そして、その積み重ねがお客様から評価される最大の理由だと考えています。

社員の向上やこだわり、
グループが育む技術力とノウハウ

「社員の向上心」が、どのようにお客様からの評価につながっているのか。もう少し具体的にお話をすると、当社では現場をどう仕切るかは、基本的にその工事を担当する社員に任せています。工事が終わると発注者からさまざまな観点で点数をつけられますが、社員全員が「1つひとつの項目の点数を上げるためにはどうすべきか」ということを考え、小さな工夫や改善を辛抱強く積み重ねています。自分の努力が良い結果を生み、会社の総合評価を高める。そして、また良い仕事を受注できるようになり、自分自身の評価にも直結する。そうした好循環が励みとなって、1人ひとりが切磋琢磨して会社の総合力を高めているのです。判断に悩むことがあれば、これまで良い点数を取ってきた先輩たちにすぐに相談できる。そういった環境があるのも、当社の大きな強みだと思います。

また、当社では提出書類に関しても、いっさい手を抜きません。社員が一丸となって、受注確率を高めるために精度の高い書類を作成しています。ここでは具体的な手法をオープンにすることはできませんが、他社から「アコックの書類を参考にしたい」と開示請求されるほど、当社独自のノウハウが詰まっています。アコックがお客様から選ばれる理由は、決して特別なものではありません。その根底にあるのは、社員の向上心やこだわり。そこに東亜グラウト工業グループのシナジーを駆使し、基礎を土台にインフラ整備の専門的スキルを活かしながら、1つひとつのプロセスに一生懸命、誠実に取り組むことが、結果としてお客様からの評価・信頼につなげていきます。